Excel で半角カタカナで入力されているデータを全角にする


半角カタカナと言うのが文字コード上はトラブルのもとだし、見た目も他の全角の文字 とふつりあいで醜い、ということがわからない人が世の中にはいるものです。 (そういう文字が普通に使える仕様にしているOSを売っているのは、やはり例の マイクロソフト。社会的責務とか美的センスがないんですよ、この会社は。知ら ずに、そういう質の悪いソフトを使わされている人類がかわいそうですね。)

仕事上、しかたなく、そういう半角カタカナの入ったExcelのデータを受け取る ことがあります。そういうときには、全部全角に変換しましょう。



  1. まず、Dの右側に、カラムを一つ挿入します。
    Eのカラムを選択した状態で、メニューの「挿入」から「列の挿入」を選び ます。
  2. Dの右に、空欄のEのカラムができました。
    +-----+-----+
    |  D  |  E  |
    |=====|=====|
    |     |	    |
    |-----|-----|
    |半角 |	    |
    |-----|-----|
    |半角 |	    |
    |-----|-----|
    |半角 |	    |
    +-----+-----+
    
  3. このEのカラムに、まずは、全角に変換したものが入るようにします。
  4. Dのフリガナの並んでいる一番上のセルの、すぐ右のセルをマウスで選択
    例えば、D2 にフリガナがあったら、その右の E2 です。
    +-----+-----+
    |  D  |  E  |
    |=====|=====|
    |     |	    |
    |-----|-----|
    |半角 |ここ |
    |-----|-----|
    |半角 |	    |
    |-----|-----|
    |半角 |	    |
    +-----+-----+
    
  5. 関数をいれます。使う関数は「JIS」です。次のように入力してください。

    =JIS()

  6. このJISの後ろのカッコの真中をマウスでクリックします。(ここです)
  7. 次に、その左の Dのフリガナのあるセルをマウスでクリックします。
    上の例で言えば、D2 です。
  8. キーボードのリターンキーを押します。
  9. これで、変換されます。
    +-----+-----+
    |  D  |  E  |
    |=====|=====|
    |     |	    |
    |-----|-----|
    |半角 |全角 |
    |-----|-----|
    |半角 |	    |
    |-----|-----|
    |半角 |	    |
    +-----+-----+
    

  10. これをすべてのセル毎にするのは馬鹿らしいので、 一番上に書いた関数の式を、下方向へペーストします。
  11. 式の入っているセル、E2、をマウスで選びます。
  12. その E2 のセルから、ズーッと下のセルまで、必要なだけ、マウスでドラッ グして選択します。(で、マウスのボタンから手をはなします。)
  13. キーボードのコントロールキー(CTRL)を押しながら、「D」のキーを押しま す。(Dは、Downということです。)
  14. これで、一番上の式が、ズーッと下までコピーされて、全角に変換する関数 が実行されるので、すべて、全角になります。
    +-----+-----+
    |  D  |  E  |
    |=====|=====|
    |     |	    |
    |-----|-----|
    |半角 |全角 |
    |-----|-----|
    |半角 |全角 |
    |-----|-----|
    |半角 |全角 |
    +-----+-----+
    

  15. このままだと、半角と全角が並んだままなので、全角だけにしますが、この まま半角のDのカラムを全部消すと、全角のカラムがエラーになってしまいます。
  16. これは、全角の部分は、すべて、「すぐ左のセルの半角を全角にする」とい う関数が入っているので、その状態で、半角の部分を消してしまうと、全角 に変換するもとのデータがなくなるのとおなじことなので、エラーになりま す。
  17. そういうときは、関数の式を書いた部分を、式そのものではなく、変換した 結果の値が入るようにします。
  18. 全角に変換されて表示されているEのカラムのセルをすべてマウスで選びま す。
  19. メニューの「編集」から「コピー」を選びます。
  20. そのまま、メニューの「編集」から「形式を選択して張り付け」を選びます。
  21. そうすると、どういう形式でペーストしたいか、ということを設定するウイ ンドウが開きます。「値」を選びます。「OK」です。
  22. これで、見た目は、先程と同じ、全角カタカナが入っていますが、そのセル の中身は、「左を全角に変換せよ」という式ではなく、その結果そのものが 入っています。
  23. こうなれば、もう、半角カタカナの、Dのカラムは、必要ありません。
  24. D のカラムをマウスで選択し、メニューの「編集」から「削除」を選んでく ださい。
     削除!
      | 
    +-----+-----+
    |  D  |  E  |
    |=====|=====|
    |     |	    |
    |-----|-----|
    |半角 |全角 |
    |-----|-----|
    |半角 |全角 |
    |-----|-----|
    |半角 |全角 |
    +-----+-----+
    

言葉で説明すると、めんどくさいですが、操作は簡単です。3回くらい操作すれ ば、もう身体は覚えてくれますよ。
2000-05-09 sugiura